大規模データでは、関心のあるセルを見ながらデータを絞り込んでいくことがよくあります。
Extreme CSV では、抽出したい値（セル）を選んで右クリックメニューをたどるだけで行のフィルタができます。

標準的なCSVフォーマットに加え、TSV形式でもコピーできます。
また、クリップボードにある CSV, TSV 形式のテキストデータを読み込むこともできます。

大きなデータセットを解析するとき、何かのグループに着目することはよく行われます。
たとえば "ログ種類" 列や、"購買有無" 列、"拠点" や "曜日" 列かもしれません。
これらの種類ごとに行を抽出して調べることもできますが、Extreme CSV ではもっと効率的なやり方があります。
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Extreme CSV でグループを区別する列を選択して、右クリックメニューからグループ化してみましょう。
右側にグループのリスト、左側に選んだグループに属する行が表示されます。
これだけで複数のグループを簡単に切り替えながら調べることができます。

素晴らしいことに、この機能は何回も繰り返し（入れ子で）使うことができます。
最初に、最も細かい分類になるように、複数の列を選んでグループ化します。
そして、左側のグルーのリストを、より粗い単位でグループ化してください。
これで、２段以上の階層をもつデータであっても、あっという間に全体を把握できます。

大規模データセットは、複数のファイルに連番付きで分割されています。DATA_01.csv, DATA_02.csv, ... などです。
多くの場合、それらをすべて読み込んで全体像を把握するには、RDBMSへのインポートなど面倒な加工が必要です。
Extreme CSV では、それらのファイルをまとめてD&Dするだけで、単一シートとして読み込むことができます。

もちろん、このときの読み込み順は、ファイル名の連番部分を数値としてソートした順にきちんと読み込みます。
つまり、a_1.csv, a_02, a_003.csv は、きちんと 1, 02, 003 の順番の並びで結合されます。

シート表示アプリでは、よく列名部分のクリックなどで行をソートできますが、同じ値の並び順がどうなるかは様々です。
Extreme CSV では、単にクリックした列だけでソートするのではなく、それまでにクリックした列をすべて使ってソートします。さらに、最終的にソート列で順番が決定できない場合は、元々の読み込み順を維持するように配慮しています。
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これらの工夫により、Extreme CSV では列をクリックしながらソートすれば確実に所望の行ソートが実行できます。

複雑なデータを取り扱っていると、データの加工をしていくうちに手順の誤りに気がつくことがあります。
Extreme CSV では、破壊的操作は新しいシートの作成になるよう設計されており、いつでも前の状態に戻ることができます。

さらにこのとき、メモリが圧迫されないようデータは可能な限り共有されます。もちろん、ユーザが意識することはありません。

Extreme CSV ではスクリプトでの行フィルタ、データ処理に対応しています。
スクリプトを使えば、マウスで対応しづらい複雑なデータ処理も直感的に記述でき、再現性も確保できます。

小数点数情報の有効桁数は通常15桁ほどありますが、アプリによっては書き出しが6桁など欠損するものがあります。
Extreme CSV では有効桁数を考慮しており、CSVファイルへ書き出しても情報は欠損しません。
また、10進の浮動小数点数もサポートしており、"0.1" など2進数で表現できない数値も正しく扱えます。

有償アドオンのライセンスがあれば、大きなファイル読み込み後のプロモーション表示をスキップできます。